長谷寺
長谷寺は、奈良県桜井市にある真言宗豊山派の総本山で、正式名を、豊山神楽院長谷寺という。西国三十三観音霊場第八番札所でもある。本尊は、重要文化財である十一面観世音菩薩立像である。 長谷寺へは、大阪方面からは、西名阪自動車道を天理インターチェンジで降り、国道169号、国道165号経由でアクセスできる。名古屋方面からは、名阪国道を針インターで降り、国道369号、国道165号経由でアクセスできる。 境内には、国宝である本堂と礼堂、戦後建てられた五重塔、長谷寺の総門であり明治18年に再建された仁王門、399段の登廊、宗宝蔵などがある。宗宝蔵は、春季と秋季に限り一般公開され、拝観料100円で長谷寺の数々の宝物を見ることができる。 長谷寺は、「花の御寺」としても知られている。春に咲く桜は、吉野と並んで、千年来の名所だと言われる。4月下旬から5月上旬が見ごろとなる牡丹は、桜とともに有名で、「東洋一の長谷寺の牡丹」と言われ、敷地内には、7,000株の牡丹が植えられている。ほか、山吹、花水木、木蓮、藤、しゃくなげ、さんしゅゆも春に咲く。夏には額あじさいが咲き、秋にはむくげ、冬には寒牡丹と冬本と、四季を通じて花が咲く。 なお、奈良から、長谷寺を通って三輪を結ぶ道は、「山の辺の道」と呼ばれ、日本最古の道と言われる。途中には、新薬師寺、正暦寺、弘仁寺、石上神宮、檜原神社、狭井神社、大神神社などがある。
